
妊娠中、万博に行っても大丈夫…?
万博に行きたいけど不安に思っている妊婦さん、私も同じ気持ちでした。
とはいえ、万博が再び日本で開催されるかどうかは誰にも分からないし…。せっかくなら行きたいなと思い、下調べをしつつ楽しんできました!
先日妊娠後期(ほぼ臨月)で訪問してきました!不安もあったのですが、優先レーンや会場内の設備を活用して最大限に楽しむことができました。
今回の記事では妊婦さんに向けて、万博を無理なく楽しく回る方法を詳細にレポしていきます!

我が家はブログに加え、YouTubeでの発信も行なっています。子育てや家計管理について気になる方はぜひご覧ください!
妊娠後期で万博へ!基本情報をチェック
いつ行った?天気や気温は?
私が万博を訪れたのは、6月半ばの平日。梅雨の合間の晴れ間でした。天気は快晴で、最高気温は28℃。大屋根リングの下は日陰になっていて歩きやすかったです。 日中はそこそこ暑いですが、夕方以降は風も吹いて涼しかったです。
これから本格的な暑さが続くので、熱中症対策はしっかりとして行くことをおすすめします!万博では飲み物の持ち込みOKですが、入り口で検査がある点ご留意を。
入場時間・滞在時間は?
万博の公式サイトから発売されているチケットを事前に購入しました。朝イチの時間帯は人気で混み合いそうだったので、無理なく11時入場にしました。

平日だったこともあり、思ったよりは混雑していませんでした。手荷物検査に30分ほど並び、会場内に入ることができたのは11時半ごろでした。妊婦さんや子連れの方はなるべく平日に行くことをおすすめします。また、開園同時は混雑するので、少し余裕を持って遅めスタートにしてみてはいかがでしょうか?
また、万博内の滞在時間は18時半ごろまでで、約7時間でした。夜のドローンショーも気になりましたが、暗くなると足元が見えづらくなるので、明るいうちに帰路に着きました。帰りの電車もまだ時間が早いため混雑は酷くなかったです。
おすすめの服装と持ち物
妊婦さんにおすすめの服装
動きやすさを重視して、ふくらはぎ丈のワンピースとスニーカーで出かけました。臨月間近ということもあり、ワンピースが1番楽でした。
万博内は平坦なので、スニーカーで行きさえすれば、特に気になる点はありませんでした。妊婦さんは自分の動きやすいと思う服装でOKかと思います!
これだけは持っていこう!
万博においてこれだけは持っていたほうが良い!と感じたものは以下の通りです。ぜひ参考にしてください。
パビリオンは優先レーンをフル活用!
万博には優先レーンがあることをご存知ですか?全ての国や企業にあるわけではないのと、対象になる方は国ごとに異なる点に気をつけてください。対象となる方の例としては、ベビーカー連れの方・身体に障害のある方・妊婦さんなどです。今回私が経験した優先レーン(特に妊婦も対象となっていた国)についての情報をまとめていきます!
優先レーンがある国は?
今回の万博では優先レーンがあるパビリオンを数多く見つけることができました。今回私が確認できた優先レーンがある国をリストアップしてみました。リストアップした国は妊婦さんも優先対象となっている国です。
- フランス🇫🇷
- スイス🇨🇭
- クウェート🇰🇼
- ブラジル🇧🇷
- 中国🇨🇳
- ベルギー🇧🇪
- イギリス🇬🇧
- サウジアラビア🇸🇦
- ドイツ🇩🇪
- アメリカ🇺🇸
- オーストリア🇦🇹
全パビリオンで確認したわけではないので、網羅できていない点ご容赦ください!しかし、こうして書いてみると、かなりの国が優先レーンを設けているように感じました。
優先レーンへの並び方は?
優先レーンへの並び方は至って簡単。各国のパビリオンの並び列の担当スタッフに声をかけるだけです。
「妊娠中なのですが、優先レーンはありますでしょうか?」と尋ねると、妊婦が優先対象の国は、快く案内してくださいます。私が訪れたパビリオンはどの国の方も大変親切で、ありがたい配慮だと思いました。
優先レーンがあっても、人数制限をしていて並ぶことができない場合もあるので、タイミングによるところも…。絶対に入場したい国があれば、随時確認してみてください!
優先レーンは何分並ぶ?
優先レーンに並んだ後の並び時間はパビリオンごとでさまざまでした。優先レーンに通してもらってすぐに入場できる国もありましたし、優先レーン内で何回か区切られてから入場する国もありました。
いずれにしても、通常の並び列では30分以上待つのがデフォルトのところを、かなりスムーズに案内していただきました。ずっと立っていると腰や足が痛くなる妊娠中の身には本当に嬉しい制度ですね。
飲食・休憩のリアル事情
パビリオン内飲食は混雑!
せっかく万博に来たら、外国の料理を食べてみたいな〜と考えていましたが、甘かったです…!考えることは皆さん同じで、各国のパビリオンに併設されたレストランはどこも1時間以上の待ち列が。
時間にゆとりがあればぜひ並びたかったですが、今回はパビリオンを回ることを優先したかったので、断念しました。
どこで食べるのが正解?
そんな私たちは会場中心にある、静けさの森近くのフードトラックで食事をしました。キムチ入り焼きそばを1,100円で購入しました。夏祭りの屋台を彷彿とさせる懐かしい美味しさでした!他にもホットドッグやレモネード・ソフトクリームなどの軽食が販売されていました。

フードトラックの周りには座席がたくさんあるのですが、日陰になっている席は半分ほど。どうしても日陰が良い場合は空きそうな席を見つけて待機した方が良さそうです。
フードトラックはサクッと食事を済ませたい方におすすめです!食事にこだわりがなければぜひ検討してみてください。
こまめな休憩を心がけて
万博会場内は休憩できる椅子やベンチが思った以上にたくさんあります。座れるか不安に思っている妊婦さんや子連れの方には安心できるポイントだと思いました。
万博会場内だけでなく、パビリオンに入った後も展示物を見るためにかなり歩く印象を受けました。ぜひ飲み物を片手にこまめな休憩を心がけてください!
行ってよかった?率直レビュー
非日常を満喫!
結論から言うと、万博に行ってよかった!に尽きます。世界各国の特色や名物を堪能できる、貴重な機会でした。金銭的にも時間的にも今の自分が世界一周旅行に行くことは難しいですが、万博を通して異国の文化を学ぶことができます。
こんな非日常空間を入場料(平日なら6,000円)だけで体験できるなんて素敵な催しですよね。次に日本で開催されることがあるのか分からないので、迷っている方はぜひ行ってみてほしいなと思います。
おすすめパビリオン
今回の万博では9つの外国パビリオンに入場できました。どこも魅力的でしたが、個人的なおすすめパビリオンを3つご紹介します!
フランス
フランス館はモードでおしゃれなイメージそのままの展示がたくさんありました。ルイヴィトンやディオールといった名だたるハイブランドの展示が眩かったです。

有名な彫刻家、オーギュスト=ロダンの作品の展示もあり、まるで美術館・博物館に来たかのような気分にしてくれました。文化と芸術を肌で感じられるフランス館、とてもおすすめです!
クウェート
クウェートの歴史・特産物など魅力がたくさん詰まったパビリオン。砂漠の砂を触ったり、ゲームをしたり、滑り台があったりと遊び心でいっぱいのクウェート館。小さい子どもたちも楽しんでいました!

パビリオンの最後にはまるでプラネタリウムのような壮大な映像が流れる演出。圧巻のひとときで、引き込まれるように見入ってしまいました。
ドイツ
循環型社会をテーマにしたドイツのパビリオン。下画像のサーキュラーというキャラクターの音声ガイドが1人1つ入り口で渡され、音声を聞きながら回るスタイルです。

環境に配慮した素材の紹介やちょっとした体験コーナーがあり、小学生くらいのお子さんには自由研究にもなりそうな題材だと感じました。
妊娠中も無理せず回れる!
妊娠後期ということもあり、身体に負担がかからないかだけが心配でした。もちろん一人ひとり体調が異なるので、安易に全員におすすめとは言えないことを大前提に。妊娠中であっても混雑を避けて、こまめな休憩を心がければ問題なく楽しめると感じました!
まとめ|百聞は一見に如かず!
今回は妊娠後期で万博に行ったレポをお届けしました。優先レーンや会場内の休憩スポットを活用して、無理なく万博の雰囲気を楽しむことができました。
一部報道ではネガティブな声も聞かれますが、個人的にはマイナス面は特に感じませんでした。迷っている方も安心して訪問してくださいね!
このブログでは妊娠・育児に関する情報や子連れお出かけスポットなどさまざまなジャンルで発信しています。ぜひご覧くださいね!
それではまた!

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