今回は持ち家のデメリットについてお話しするよ~
前回の記事では持ち家のメリットに関するJodyパパの考えを紹介しました。今回はデメリットについてもみてみましょう。
持ち家のデメリット
デメリット① 住宅ローンがハイリスク
住宅を購入する際は住宅ローンを利用する人が大半だと思います。住宅は何千万円の価格がしますが、35年の分割払いにすることで月々の支払いが抑えられ、住宅を購入することができます。確実に月々支払うことができるのであれば、住宅ローンは一括で買えない人にとって強い味方となります。
しかし、数年先さえ読めないのに35年間住宅ローンを確実に払い続けるには様々なリスクを考慮する必要があります。以下に住宅ローンが払えなくなる主な要因を挙げます。
- (変動金利の場合)住宅ローン金利の上昇
- 会社をクビになった
- 病気や怪我で働けなくなった
- 残業禁止・ボーナスカットになり収入が減った
- 退職金が想定より少なかった
- (共働きの場合)奥さんが出産後退職や育児休職で世帯収入が減った
- 子供の教育費が想定よりも多くなった
- (ペアローンの場合)離婚して一人では支払えなくなった
住宅ローンを支払えなくなると、家が競売(強制的に売られる)にかけられます。しかし、競売では通常の取引より低い額でしか売れないため、借金だけが残る可能性が高いです。最悪の場合、自己破産に陥り、社会的信用に傷が付きます。
デメリット② 数百万円の諸経費がかかる
住宅購入時には物件価格だけでなく、住宅ローン手数料や不動産取得税などの諸経費がかかり、物件価格の5~10%ほど余分に支払う必要があります。これらの諸経費は数百万円単位の額になり、資産にはならず消費に終わります。下記は日本経済新聞の記事の抜粋ですが、2024年現在都心を中心に住宅価格の高騰が続いており、それに伴い諸経費も高騰しています。
不動産経済研究所(東京・新宿)が25日発表した2023年の平均価格は、東京23区が前年比39.4%上昇の1億1483万円と、データを遡れる1974年以降で初めて1億円を突破した。
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC183D80Y4A110C2000000/
持ち家のメリットとして「将来的に資産になること」を挙げましたが、諸経費がかかるため購入直後の純資産は確実に減ることは頭に入れておきましょう。
デメリット③ 人生の自由度が下がる
住宅ローンは返し終えるまで数十年かかるため、その間は人生の自由が制限されます。以下に制限される項目を挙げました。
- 気軽に引越せなくなる
- やりたいことに挑戦しにくくなる
ライフステージの変化に伴う住み替えや地元に戻るなどは、住宅ローンが残っている状態では気軽にできなくなります。仮に売却しようにも、希望額で買ってくれる人がすぐに現れるとは限りません。
また、住宅ローンが残っている状態では今の職を辞めてやりたいことに挑戦することは難しくなります。なぜなら、住宅ローン返済の負担の中、現在の安定を捨てて挑戦するのはメンタル的にも大変だからです。
住宅ローンは未来の自由と引き換えにお金を借りているということを認識しておきましょう。
まとめ
今回はJodyパパの主観で持ち家に住むデメリット3点を挙げてみました。
- 住宅ローンがハイリスク
- 数百万円の諸経費がかかる
- 人生の自由度が下がる
住宅ローンは上手く使えば庶民の味方になってくれますが、良く考えずに利用すると人生が終わりかねないリスクを伴います。住宅購入の際は、気分が高揚してしまいがちですが、良く良く良~く考えてから決断しましょう。それでも家が欲しい場合は、「住宅の探し方」や「住宅ローンの選び方」に関する記事をアップするので参考にしてください!
それでは、今日はこの辺でさいなら~
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