今回は賃貸住宅の契約の流れについてお話しするよ~
今回の記事では、賃貸住宅の契約までの流れについて紹介します。初めての賃貸住宅の契約だと分からないことだらけで、訳の分からないまま契約しちゃって損することもあるので、予習して契約に臨みましょう!
まずは住宅検索サイトで相場を知りましょう
不動産屋に行く前にSUUMOやホームズといった住宅検索サイトでどのような物件がいくらで出されているか調べてみましょう。物件の相場が分かっていない状態で、いきなり不動産屋に行くのはおすすめしません。
例えば、近所のラーメン屋で一杯3000円と聞いたら、高いなと感じませんか?それはラーメンが1000円程度で食べられると相場を知っているからですよね。相場を知らないと割高な物件を契約してしまう可能性があるので、事前にチェックして相場感を身につけましょう。
基本的に、「築年数」「部屋の広さ」「最寄駅からの近さ」「主要駅かどうか」に従って家賃は変わってくるので、まずは色々条件を変えて自分の目で確かめてください。また、「家賃相場」で検索すると色々なサイトで相場を調べることができるので活用しましょう。下図はホームズで三鷹駅の相場を「広さ」「駅徒歩分」「築年数」で条件を入れて、色々な間取りでの家賃相場を出したものです。
物件の探し方
持ち家の場合と違って、資産価値など考慮する必要がないのが、賃貸のメリットなので自分の価値観で物件を探しましょう。持ち家の場合は駅からの距離が資産価値に影響を与えるので、物件探しの段階で考慮する必要があります。しかし、賃貸の場合は資産価値を考慮する必要がないので、家賃を下げるために駅から距離のあるところに住むのも選択の1つです。気に入った物件があれば、問い合わせてみましょう。
また、賃貸の場合は気に入らなければ(引越し代はかかりますが)引越すことが可能なので、希望の条件で予算内に収まる物件が見つからなければ、条件を緩和してみましょう。人間は色んな環境に適応できるようになっているので、住んでみれば案外大丈夫かもしれませんよ。
不動産屋も活用しよう
なかなか良い物件に巡り合えない場合は、不動産屋の力も借りてみましょう。その道のプロなので、自分では見つけられなかった物件の紹介をしてくれるかもしれません。話を聞くのはタダなので、ぜひ活用してください。ただし、不動産屋に行く場合は、事前に予約し、希望の条件を伝えてからにしましょう。事前に伝えておくことで、来店後スムーズに物件紹介をしてもらえるからです。
ちなみに、不動産業界は大きなお金が動くために、悪徳な人もいるようです。ぼったくられないように事前に「不動産屋 ぼったくり 対策」などのワードで調べてから訪れましょう。
内見
希望の物件が見つかったら物件に問い合わせて内見をしましょう。内見では以下のことに注意して確認しましょう。
- 駅から物件まで実際に歩いてみる
- 騒音の確認
- 日当たりの確認
- 共用部が荒れてないか確認
- シャワー水圧の確認
- 使用している家具を置けるか確認
- 物件周辺にスーパーなどあるか確認
- 前住人の退去理由
他にも気を付けるべきポイントはあると思うので、「内見 注意点」などで調べてみてください。また、内見なしでも申し込みが入るような人気物件は内見できません。そのような物件でも周辺環境くらいはチェックしておきましょう。
申し込み
内見をして住みたいと思った場合は、正式に申し込みましょう。その際、賃貸契約には敷金・礼金などの初期費用がかかるため、契約前に見積もりをしてもらいましょう。ぼったくられないためには、複数業者に見積もりを依頼し、削れる項目がないかチェックしましょう。特に、室内消毒代などは、スプレーをまくだけで1万円ほど取られる場合もあるので、削れる項目は「いらない!!!」と言って削除しましょう。以下は、日本経済新聞のある記事の抜粋です。
札幌市豊平区の爆発事故で、発生元とされる不動産仲介「アパマンショップ平岸駅前店」を運営する「アパマンショップリーシング北海道」の佐藤大生社長(39)は18日、スプレーを使う入居前の消臭サービスを顧客と契約しながら実施していないケースがあったと明らかにした。
出典:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39089050Y8A211C1CZ8000/
一番手で申し込むと、大家さんや家賃保証会社の審査に進みます。収入や過去にクレジットカードの支払い滞納など問題なければ正式な契約に進みます。
重要事項説明書
申し込みまで完了し、家賃保証会社の審査も突破したら、宅建士の資格を持つ人に物件について詳細説明(重要事項説明)をしてもらいます。いきなり説明されてもなかなか頭に入ってこないので、重要事項説明書は事前にもらうようにしておきましょう。契約に不明点を残して、後に不利な契約だったとならないように、事前に目を通して不明点は質問しましょう。特に、重要事項説明書の特約の部分は注意して目を通すようにしましょう。
また、言った言わないの水掛け論を避けるために、重要事項説明書の説明中はボイスレコーダーで録音しておきましょう。重要事項説明書の内容は素人には難しいので、分からないことは身近な人に聞いたり調べたりして不利な契約にならないように注意しましょう。
重要事項説明に納得して、ハンコを押せば契約完了で、期日以降入居することができます。入居日までに引っ越しの準備をしておきましょう。引越し業者を利用する場合は、複数社に見積もりを取って値段交渉してください。値段交渉前提の見積もり額の可能性があるので、そのままの値段を真に受けないようにしましょう。
まとめ
今回の記事では、賃貸住宅の探し方について紹介しました。初めての物件探しだと戸惑うとは思いますが、まずは相場感を身につけて大きく損しないようにしましょう。住んでから初めて気づいた公開などは勉強だと思って、次に活かせば大丈夫です!
一度契約を結んでしまったら後から文句は言えないので、契約書はしっかり目を通し、不明点は質問するなり調べるなり自分で納得してから契約しましょう。
みなさんが良い家を見つけれること願っています!
それでは、今日はこの辺でさいなら~
コメント