いい大学に行きたいけど落ちるのも嫌ですよね~
前回の記事では、志望校の決め方についてJodyパパの考え方を紹介しました。今回は大学受験についてもう少し踏み込んでみようと思います。どうせなら難関大学に入りたいと思う人が多いと思いますが、そういう大学は人気なため絶対受かる保証はありません。特に国公立大学の場合は受験日が被っているため、落ちた時のことを考えてけっこう悩むと思います。そんな悩んでいる人向けに、経験者であるJodyパパの考えを紹介します。
※本記事における難関大学とは、本人の学力に対して合格するのが簡単ではない大学のことを指します。
大前提
やりたいことが明確で絶対その大学に行きたいという人は挑戦してください。むしろ挑戦しなかったことを後悔する可能性もあるので、落ちるリスクを受け入れて頑張ってください。また、私立受験などで併願が可能な場合も、親が許してくれるなら挑戦してみるべきだと思います。結果は置いておいて、目標に向かって頑張るというのは素晴らしいことで、その経験は将来に絶対活きます。
今回の記事は、主に併願が不可能な国公立大学前期試験を考えている人向けの記事になります!
受かったときのメリット
優秀だと思われる
東大京大のような難関大学にいくと、「すごいね。優秀だね。」と言われることが多いと思います。東大京大でなくても地元の国立大学に受かれば、親戚や友達から称賛されるでしょう。人に褒められると承認欲求が満たされ、嬉しく思うのは人間の本能なので当然です。なので、難関大学に合格すると承認欲求を満たすことができます。
就活でちょっと有利
就職活動ではエントリーシート(通称ES)という履歴書みたいなものを企業に提出して、書類選考にかけられるケースが多いです。企業によっては応募数が膨大なので、出身大学だけで判断されて書類選考に落とされるケース(いわゆる学歴フィルター)があるようです。実際、就職支援活動を行っているマイナビが過去に「大東亜以下」などと書かれたメールを誤送信したようです。ちなみにマイナビは学歴フィルターを否定していますが、実際どうなんでしょう(笑)。
大手就職情報サイトのマイナビは自社のサービスに登録している就活生1万6000人余りに、タイトルに「大東亜以下」などと書かれたメールを誤って送付したことを明らかにしました。
出典:NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/special/news_seminar/syukatsu/syukatsu839/
学歴フィルター以外にも、難関大学だと有名企業で働くOBに相談できる機会があったり、大学から推薦してもらって面接まで進めたりと就活がちょっと有利になります。
学生・先生のレベルが高い
やはり難関大学にいくと周りのレベルが高いです。レベルが高い人とは学力だけでなく、いい意味で意識が高く、将来を見据えて行動している人のことを指します。そういった人と付き合うと勉強になったり刺激になったりで、自分にとってプラスなことが多いのでメリットになります。
また理系の場合は研究室に所属することになりますが、難関大学だと優秀な先生も多いので最先端の研究に携われる可能性があります。研究室で頑張って成果をあげると、学会で海外に行けたり(費用は大学持ち)、理系だと就活で研究紹介があるので有利になります。
落ちた時のデメリット
普通にショック
Jodyパパも経験者ですが、やっぱり入試に落ちるとショックですね。合格するために勉強してきたのに落ちてしまったら悲しいです。でもまあ今だから言えますが、大学で人生が決まるわけじゃないのでそんなに落ち込む必要はないです。高校までの勉強は学問のより本質的な部分を学ぶための準備にすぎないので、落ちた時は大学でしっかり勉強して挽回しましょう!
ちなみに第100代内閣総理大臣の岸田さんは2浪してるらしいです。それでも今となっては立派に総理大臣まで昇り詰めているので、大事なのは失敗した後にどういう行動がとれるかですね。失敗は成功の基です。
私立大学に行く可能性がある
国公立大学を受験できる回数は限られているので、落ちた場合は滑り止めの私立大学に進学する可能性があります。私立大学は学費が高いので、家庭によっては私立大学がNGかもしれません。私立でもいいよと言っている親でも、できれば国公立大学に行って欲しいと心の中では思っているかもしれません。そのため挑戦した結果落ちてしまったら、ちょっと申し訳ない気持ちになっちゃいますね。
対策としては、前期試験で挑戦校を受験するなら後期試験は少し余裕を持った大学にしておくと良いでしょう。
浪人する可能性がある
受験が上手くいかないと浪人する可能性があります。友達が大学生となってワイワイしている間に受験勉強をしているわけですからちょっと取り残された感覚になります。浪人しないに越したことはないですが、あまり経験できないことではあるので人生経験になるかもしれないですね。
難関大学を受験すべきか?Jodyパパの考え
Jodyパパの意見としては、共通テスト(旧センター試験)の結果と記述式模試の結果を組み合わせた判定がBの真ん中(合格率70%)以上なら受けるべきかなと思います。それ以下になると合否が五分五分の運ゲーみたいになるので、あまりおすすめできません。とはいえあくまで個人的な意見なので、二次試験にめちゃくちゃ自信があるなら受けるべきだと思います。
学生さんにこれだけは分かっていて欲しいのですが、大学に入ることはゴールではありません。一昔前までは、「いい大学に入れば、いい会社にも入れて、そこで定年まで働けるので将来安泰だ」と考えられていました。しかし、1980~1990年代で世界トップレベルの売り上げを誇った東芝は今や上場廃止となり、4000人規模のリストラを行うほど厳しい経営となっています。現在はインターネットの発達もあり、社会がどんどん変化して10年先はどうなっているのか誰も分からない時代です。
10年20年先も生きていくためには個人のスキルを高めて、会社や社会にとって必要とされる人材であり続けないといけません。いくらいい大学に入っても大学でダラダラ過ごして成長がなければ、コツコツ頑張ってきた学生に遅れをとることになるでしょう。そのため、大学では勉強でも遊びでも何でもいいので何かを頑張って自分の成長につなげてください。世の中は需要と供給で成り立っているので、社会に何が必要とされているか(需要)を考えて行動できるとさらに貴重な人材になれるでしょう。
Jodyパパは浪人して大学に入りましたが、大学合格が目標だったので入学後は授業もさぼってばかりで留年しかけました。こうならないためにも、大学は社会に出るための準備期間であり、決してゴールではないということを肝に銘じておいてください。ちょっとでもいい大学に入りたいという気持ちは経験者として十分理解できますが、浪人してまで入るほどの価値はないと思います。まずは大学生になって自分の世界を広げてください。
まとめ
今回の記事では、難関大学に合格したときのメリット・落ちたときのデメリット・難関大学を受験すべきか?Jodyパパの意見を紹介しました。
メリット
・優秀だと思われる
・就活でちょっと有利
・学生・先生のレベルが高い
デメリット
・普通にショック
・私立大学に行く可能性がある
・浪人する可能性がある
大学入学は人生のゴールではないので、危険を冒してまで難関大学を受験する必要はないと思います。大学生活の過ごし方の方が重要なので、受かる確率の高い大学を受験して、有意義な大学生活を送ってください。
それでは、今日はこの辺でさいなら~
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