『命の燃やし方』レビュー|ごく普通のアラサーママが読んでみた

命の燃やし方 レビュー

 こんにちは!

Jodyママ

『命の燃やし方』の正直レビューです!

コムドットやまとこと鈴木大飛さんが執筆した『命の燃やし方』。

私はコムドットの動画をよく見ています(企画がいつも秀逸)。そんな中、リーダーのやまとさんが執筆した『命の燃やし方』。発売前からYouTubeやSNSでも話題になっていたため、手に取ってみました。僭越ながらこちらの本を正直レビューしていきます!購入を迷っている方、ぜひご覧になってください。

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目次

『命の燃やし方』|基本情報

 『命の燃やし方』は2025年8月に講談社から発売されました。著者は、5人組YouTuber「コムドット」のリーダー鈴木大飛(すずきやまと)さん。

 ページ数は160ページとコンパクトです。しかしその中身は彼が生きてきた27年間で得た学び、そして彼の行動指針とする47のスキルやマインドセットがぎゅっと凝縮されています。

 価格は税込1,650円。電子版も同時に発売されています。発売前から「令和の聖書になる」とSNSを中心に話題を呼びました。実際に発売直後は書店・ネットで完売し、すぐに重版が決定したほどの人気ぶりです。

本書のメインメッセージ

 本書は「読んだ人の人生を動かす」ことを明確な目的として掲げています。著者やまとさんからのメインメッセージを私なりに解釈してみました。

自分だけの才能を見つけろ!

 本書は0章と1章に分かれています。そのうちの0章に記されているのが「種」になぞらえた「自分らしさ」です。

 ひとことで「自分らしさ」と言っても、運動神経や学力といった特別な才能を指しているわけではありません。ここでの才能とは、「自分では当たり前にしているが、他者にはない資質」のことです。しかし、当たり前が故に自分ではその資質に気づけていないことが多いのも事実。著者やまとさんは、この才能を客観的に認識するために、様々なツールを用いた自己分析・自己理解を行うよう、勧めています。

 私自身、就職活動で自己分析をして以来、数年間取り組んできませんでした。実際、今自分の強みって何?と聞かれてもすぐに答えられないなと思いました。改めて自分の持つ「種」を見つけたいと思います。

命を燃やせ!

 本書のタイトルにもある“命を燃やす”というキーワード。この言葉の意味は“自分らしく全力で生きる”こと。

 スマホ1つで娯楽を楽しむことができ、なんとなく同じような毎日を過ごせてしまう現代。著者やまとさんはこうした現代だからこそ、全力で生きることの大切さを繰り返し述べています。

 本書を通じて、『命の燃やし方』を手に取った人の人生が素晴らしいものになるようにというやまとさんの想いが込められています。自己啓発本あるあるな、読んで満足するのが目的ではないことを著者が明記している点に本気度を感じます。

ここが刺さったポイント

 ここからはアラサーママの私が全47トピックを読んだ上で印象に残った3つを紹介します。立場や環境、性格によって刺さるトピックも異なるのがこの本の面白いポイントだと思います。皆さんはどのトピックが頭に残りましたか?

夢ボタン

もし目の前に、“押したら一瞬で夢が叶うボタン”があったら押すだろうか。

 という問いかけで始まるこのトピック。”夢ボタン”は1章の冒頭を飾っています。上記の問いかけに「Yes」と答える人も中にはいるかもしれません。

 著者の答えは「No」。それは夢を叶えていく過程があるからこそ、夢を叶えた時の“納得感”があるからだといいます。

 私自身も夢が叶った瞬間について思い返しました。分かりやすい事例として、大学受験を挙げてみましょう。現役で旧帝大を目指して勉強し続けた高校時代。朝早くから夜遅くまで自習室に篭り、行き帰りの電車に乗っている時間も惜しんで単語帳を開いた日々。1日たりともサボることなく自分の苦手と向き合いました。合格発表で自分の受験番号を見つけた瞬間、積み上げた日々が頭を駆け巡ったことを鮮明に覚えています。

 もしも夢ボタンを押して大学合格を掴んでも、ここまでの感動と喜びを得たとは思えません。”夢ボタン”はそんな私の経験からも大きく共感できる章でした。そして、叶えたい夢に向かって努力る人を力強く押してくれるトピックだと思いました。

迷うは罪

 このトピックでは、“悩む”≠”迷う”であることを示した上で、迷う時間には全く価値がないことが述べられています。本編を読めば明らかですが、迷うことによるマイナス面が大きいのです。

 そして、著者のやまとさんはこう記します。

迷ったら心躍る方へ。そして心が躍らなくなったら潔くやめればいい。

 優柔不断な私にとって、正直耳が痛い内容でした。しかし、迷った時にどう決断すべきか、明確になったことが大きな収穫でした。迷ったら心躍る方へ進むだけなのです。また、潔くやめればよいという言葉にも勇気づけられました。一度挑戦し始めたことは最後までやり遂げなければならないと無意識のうちに思い込んでいました。しかし、そんな必要はなく、違うなと思えば途中で辞めてもいいと思うと、挑戦することへのハードルがグッと下がるように感じました。

自信をつける方法②-一番守るべき約束-

 このトピックでは、自信をつける上でやってはいけないこととして、「自分との約束を破ること」を挙げています。他人との約束を何度も破っていては、その人からの信頼は失われます。それは自分に対しても同じことが言えると言います。

自分との約束を破るたびに、私たちは「自分からの信頼」を失っているのだ。

 自分との約束を守ることで、自信の土台が作られていくというやまとさんの理論に大いに納得しました。誰も見ていないようで、自分がよく分かっている”自分との約束”。

 私自身、ブログやYouTubeといった副業を毎日少しずつやると決めています。これまでは育児の疲れや時間の無さで何も進捗しない日がありました。しかし、このトピックを読んで、言い訳を並べてサボることはやめようと思いました。

おすすめしたい読者像

 『命の燃やし方』は、特にこんな方におすすめです。

こんな人におすすめ
  • 毎日をなんとなく過ごしている人
  • 現状を変えてみたい人
  • 叶えたい夢をどう実現したら良いか悩んでいる人
  • やりたいことはあるが躊躇っている人
  • 自分の強みが何か分からない人

 上記に挙げた特徴は、令和を生きている誰しもが、多少なりとも当てはまるのではないでしょうか。きっと本書はあなたにとってお守りのような存在になってくれると思います。

まとめ|令和を生きるバイブル

 さて、今回は『命の燃やし方』を読んでみた正直な感想を綴ってみました。便利になりすぎた令和の時代において、大切なことを思い起こさせてくれる、まさに「令和生きる私たちのバイブル」と言える1冊だと感じました。

 YouTubeでもチャンネル登録者400万人超えという結果を出しているコムドット。そのリーダーとしてYouTubeに全身全霊を懸けている彼ならではの説得力がありました。

 私自身もこの書籍に出会ったおかげで毎日をより大切に生きていこうと思えました。また、仕事も育児も悔いなく全力で取り組みたいと決意新たになりました。

 この感想を読んで気になったあなたも、大切なその命を全力で燃やしてみませんか?

それではまた!

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